人間は失敗からしか学べない猿である

失敗だらけの経営者から学ぶ教訓

独立・フリーランスの不安解消法|時間と心の向き合い方5選

こんにちは。今日は独立したばかりのフリーランス、経営者向けに時間と心の向き合い方について話そうと思う。不安を覚えている人は参考にしてみてほしい。

十分な睡眠を確保しよう

いきなり、仕事の話ではなく睡眠の話から始める理由は、独立したばかりだと本当にここが疎かになりやすいからだ。独立したばかりは「本当に生きていけるのか」「将来仕事がなくなったらどうしよう」などの不安に押しつぶされる毎日を送ることになる。

私も最初は不安で仕方がなかった。不安を埋めるために無理やり仕事を多めに受け、睡眠時間を削り、土日祝日も休まず働いた。だが、その結果精神的により不安定になり、健康にも被害が出た。

睡眠は人間にとって最高の薬である。お金は1円も掛からない。ただ寝るだけで体調は良くなり、精神も安定し、仕事中に悩んだ時でも翌朝起きると良いアイディアを閃いたりしている。睡眠は最高である。適正な睡眠時間は個人差があるが、私の場合は8時間がベストだった。「悩んだら寝る」を実践するだけで仕事は順調に捗るだろう。

寝れなくても布団に入って目を瞑る。そして個人的なおすすめは「ソルフェジオ周波数」の睡眠BGMをYouTubeなどで聴くことだ。詳しくは別のサイトに解説を任せるが、不眠症気味の私は「528Hz」の睡眠BGMが「スヤァ」と眠れたのでオススメだ。

夜ご飯は1人で食べずに誰かと食べよう

独立は独りで立つと書く。その言葉の通り孤独との戦いになる。だから夜は誰かとご飯を食べよう。可能なら仕事関係の取引先や仲間と食事をするのが良いと思うが、家族や友達でも構わない。夜に誰かと話す習慣をつけることで孤独を和らげることができる。

健康を第一に考えよう

従業員を雇ったり、共同経営をしない限りあなたは「独り」である。経営とは「ブレーキが壊れた車を運転し続ける」行為に似ている。止まることはできない。だからこそ、1台しかない車=あなた自身を大切にしなければいけない。仕事よりも精神的に肉体的にも健康であり続けることが大事だ。

頭のネジを外そう

昔、とある経営者を目指す学生に、「経営者に向いている人はどんな人ですか?」と聞かれた事がある。私は「頭のネジが外れている人間」だと答えた。人間はリスクというものに極端なまでに恐怖を感じる。「起業する」というだけで「やめときな」「無理だよ」と周りから止められた経験がある人は少なくないだろう。人はリスクと向き合うときになかなかアクセルが踏めない。

仕事をする上で、リスクを考えなければいけない場面はいくらでも出てくる。そして、リターンに見合ったリスクを覚悟しなければいけない。ではどうやってアクセルを踏んできたか。

「死ぬ事以外はかすり傷」

私は法人企業の経営者なので有限責任(フリーランスは残念ながら無限責任)だ。融資についても経営者の保証が免除される形の融資を受けている(一般的には経営者個人が連帯保証になるのでその場合は事情が変わる。保証免除の場合はちょっと利率が高いけど安全だ)

つまりどんなに失敗しても出資金を取り上げられて、一文無しになるだけだ。最高ではないか。私は日本の法律に感謝している。

そして、一文無しになっても社会は人手不足だ。エンジニアとして生きていくもよし、またお金を貯めて再度会社を建てるもよし、知り合いの農家を手伝ったり、高校生の時のバイト経験を活かしてコンビニでアルバイトをしながら自由気ままなスローライフを送るもよし。何も不安がないぞ。ふははははは!

……と、知り合いに話をしたら

「お前、頭のネジ2、3本外れてるな」

と言われた。私の名誉のために言っておく。外れてるんじゃない、外したんだ。

お金を求めない。真面目に仕事をしていれば結果は後からついてくる

独立はお金との戦いでもある。従業員のように毎月給与という名目でお金が払われることはなく、ただひたすら、来月は1円も入らないかもしれない恐怖と対峙することになる。だからこそ、頭はお金の事でいっぱいになってしまうが、ここが罠だったりする。

私は独立当初、とんでもなく安い金額やきつい仕事をNoと言わずに受けてきた。同時に何個も依頼を受け、従業員時代とは比較にならない金額を稼いだ。ただ、それを繰り返していくと自分の価値(単価)はどんどん下がっていく。顧客からの扱いも酷くなる。稼ぐ金額に比例してストレスは溜まり、それを紛らわせるために散財をする。貯金は残らない。来月の入金や将来の不安は消えない。そこで私は昔、上司に言われた言葉を思い出した。

「お金を求めてはいけない。お金は追いかけるものではなく、追いかけられるもの」

私は、この悪循環を断ち切ろうと自分を客観的に評価して単価を設定し、それ以下の仕事は全て断る事にした。もちろん、ギリギリ生活ができる範囲でだ。生活を見直して、散財をやめて、ご飯に納豆をかけて食べる生活を送った。時々ご褒美に卵や鮭を追加することも忘れなかった。

そして仕事を断ってできた時間を使い、自分の単価ーーすなわち価値を上げることに専念した。暇があればプログラミングをしたり、技術書を読み漁ったり、図書館に通って読書時間を増やした。お金があまりかからない趣味を増やし、インターネット上で年齢や性別の幅を広げた友達をたくさん作った。

「よく動き、よく学び、よく遊び、よく食べて、よく休め」

ドラゴンボールの亀仙人の教えである。

私の考える価値とは技術力だけではない。経験や人間力、その人を構成するあらゆる要素を全て合わせて価値と呼ぶ。それを増やすためには動くだけでも、学ぶだけでも、遊ぶだけでも、食べるだけでも、寝るだけでもダメなのだ。全てが必要な要素なのだ。

その結果、私の価値は上がり、それに比例して単価も上がった。単価が上がると、もちろん仕事の依頼は減る。だが、それに見合った顧客と出会うことができる。高い単価で仕事を貰えるということは、価値を認められたという事だ。私はとても嬉しかった。

独立初期に比べて仕事に費やす時間は減った。それでも当時、限界まで働いて稼いだ金額よりも多くの金額を安定して稼げるようになった。

お金を追い求めることをやめた結果、私の事を評価してくれる顧客に出会い、仕事は安定し、自由な時間は増え、精神的にも肉体的にも経済的にも安定した。

最後に

私は1人で仕事をする道を選んだ、あなたの意思を尊重する。周りに否定的な意見を言われたとしても私だけはあなたを全肯定したい。一歩踏みだす勇気ーー。それは簡単な覚悟でできることではない。もっと自分に自信を持ってほしい。あなたは一人で仕事をしていて不安かもしれないが、起業家はライバルでもあり日本という国を支える大事な仲間だ。支え合って生きていこう。

また次回お会いしよう。

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